手の形に関しては、できるだけ時間をかけて丁寧に指導するよう心がけています。
(残念ながら、私は無関心のままに育ち、大人になって苦労したタイプなのです)


それでも
・手首を振りながらその反動で演奏する
・手首が下がって指が伸びたまま演奏する
というのは、ピアノ指導の定番の悩みですね



20110610

いろいろと試した中、これが一番効果ありました!
手の甲に消しゴムを置いて、
「落ちないように優しく弾いてね~」と言うと、
みんな丁寧に弾いてくれるようになりました。
手首をぶんぶん振れば、消しゴムが落ちてしまいます。
手首を下げてもアウト。
この消しゴムは平たいので比較的落ちにくいのですが、
もっと丸いものを選べば、もっと丁寧になります
欲張って、片手に2つ置いて弾く子もいます(笑)


この消しゴム、発表会の時も活躍しました。
白いウサギの消しゴムは、まだ「ド」の場所を探すのに
時間がかかる小さな生徒さんの必須アイテム。
ドの左隣に置いて、
「ウサギさんが転ばないようにね!触っちゃだめだけど、ウサギさんの近くで弾いてね^^」と言うと
嬉しそう
目立たせないために、消しゴムを裏返せば、形はウサギだけど真っ白な消しゴム。
「恥ずかしがってるから、本番はお顔見えないようにしようね!」と言っておきました。

ビデオにも映っていないので、目立たずいい感じです。

その後、年少さんのKちゃんとAちゃんは、消しゴムを使わなくても
ドをすぐに探せるようになりました


最近は、5個の消しゴムを黒鍵2・3の間(白鍵ミファ・シド)に並べて置いて、
黒鍵2をチョキで探すのに苦労していた生徒にも使いました。
カラフルな動物消しゴムが応援してくれたので、
その後は黒鍵2を迷わず弾けるようになりました


この消しゴムたち、最近の必須アイテムです