レッスンでは、いろんな種類のドリルを使っています。
生徒の年齢やレベルを考慮して渡しているものの、
演奏の進度と合わなくなることも多いので、
お手製プリントを使うこともあります。

今作っていたのは、音符を読んで色塗りをするプリント。
毎回、生徒の音楽ノートに手書きで問題を増やしていくのも疲れたので、
たくさんの種類のプリントを作りました。

ある程度譜読みができるようになった生徒には広い音域のものを。
まだまだ音符読みに時間がかかる生徒用には、
「まん中ド~ソ」「ソ~高いレ」「低いド~ソ」などに分けて、練習している曲との音域をリンクさせたものを。

導入レッスンでは、楽器に触る時間より、机での時間がとても多いです。
飽きないようにする工夫が必要ですね


最近のマイブーム?は、音程をみっちりと教え込むこと!
小さい子はカードを使って、2~7度を形だけで当てるゲームをしています。
小学3~4年生くらいからは、長短・完全・増減を含めた音程を教えています。
紙鍵盤・おはじきが必須アイテムです。
覚え方の一覧表も作って配りました。
2~3度・4~5度・6~7度 3回に分けてプリントに書き込んで覚えたあとは、
コードの作り方を細かく説明していきます。

大人の生徒さんにも、同じプリントをやってもらっています。

ここまでくれば、ある程度のコードネームを理解してくれるようになるので、
レッスンがやりやすくなるんですよね。

あと、音楽ノートにスケールと音名を書き込んでいくのもやっています。
最初にテトラコードを説明したあと、スケールをお勉強。
(テトラコードを理解できれば、調号判定が丸暗記じゃなくなるので大事ですよね。)
音名は、伊・日・英で。
和声記号を書いて、主要3和音を書くところまでが1セットです。



私自身は、子供の頃は楽典はよくわかっていなかったように思います。
大人になって、ヤマハの指導グレードを受けようと思った時、
いろんなことが???でした

その後、本を読みあさって何とか理解できるようになってからは、
楽典が大好きになりました

生徒たちには、できるだけ苦労なく楽譜と向き合えるようにしてあげたいです